
ちょっとしたお遊びコーナーです。
あなた… 今でも泣きたいんでしょう? …泣くならここが一番ですよ…
~「冬のソナタ」登場人物にインタビュー!~ 第1回 です。
新しい企画として、poppoが「冬ソナ」の登場人物たちを毎回ゲストに招いてインタビューすることになりました。
poppoの質問で、彼らの性格・行動を探って行きます。
栄えある第1回のゲストは「カン・ジュンサン」くんです!
よろしく!
poppo:
はじめまして。poppoという者です。今回、インタビュアーに選ばれましたので、よろしく!
チュンサン:
よろしく…。なんだか、妙な気分です…。変な質問はやめてくださいね。
poppo:
答えるのが嫌でしたら、パスしてもらって結構です。それは自由。
でも、なるべく正直にお願いします。
第1回の今夜は、「第1話『出会い』」の中から、質問させてもらいますね。
Q1. 初めてユジンとバスの中で出会ったとき、なぜ眠っている彼女を起こさなかったの?
A1. …それは…困ったな…いきなり、その質問は…。…きれいな子だな…って思って…。
Q2. でも、結局頭を小突いて起こしたのは?
A2. …だって… みんなバスを降りちゃったし… このままどこへ行くのかと思って…。
Q3. ユジンは、怒ってたね。どう思った?
A3. …! なんでこいつ、僕に怒ってるのかな…と。なんだかおかしかった。
Q4. 学校前でタバコを吸ったのは?
A4. あ…。ばれてた? なんだか面倒になって…。 転校の挨拶とか、そんなものが、ね。
Q5. でも、君が自分で希望して、転校することに決めたんでしょう?
A5. それは…そうだけど…。 僕… 新しい人って、苦手なんです…。
Q6. キム・サンヒョクくんのことは知ってたの?
Q6. ええ…。
Q7. どうして知ってたのかな…?
A7. 転校する前に、一度キム教授の家を…見に行ったんです…。そこで…あいつを見たんです…。
Q8. まさか同じクラスになるとは思わなかったでしょ?
A8. …はい…。
Q9. ライバル心みたいなものが、あったわけ?
A9. …ん…。どうかな…。…ただ、あいつには何においても負けたくないって… そう思いました。
Q10. キム教授のことは、どこで知ったの?
A10. …「全国数学オリンピア」の会場で…。教授は「大学生部門」の審査員だったんです…。
Q11. なるほど!すぐにキム教授のことが…その… お父さんかも、と思ったの?
A11. …ええ…。母と一緒に写っている写真の顔のままでしたから…。
Q12. それで、教授のことをいろいろ調べたんだ?
A12. …はい…。そうです…。 いけないことでしょうか…?
Q13. いいや、よくわかったよ。で、春川に転校したんだね?
A13. そうです。…なんだか、取り調べを受けてるみたいで… やだな…。
Q14. ごめん、ごめん! じゃあ、放送部を選んだ理由は?
A14. それは… よくわからない…。
Q15. サンヒョクへの敵愾心みたいなものがきっかけかな?
A15. …ん…。そういうものも、あったかも…。
Q16. チェリンの第一印象は? 君、冷たくあしらったけど、彼女…結構きれいでしょう?
A16. …そんなの… 人の好みでしょう? じゃあ、あなたの奥さんはきれいなんですか?
poppo: …………。
Q17. キム教授の講義に行った理由は… やはり『想像力と好奇心』なのかな?
A17. …ちゃんと観て下さい。「冬ソナ」はあんなにすてきなのに…。観なきゃだめですよ…。
poppo:それは、違うセリフです! だいぶ慣れてきて、冗談ばかり言うようになったね…。
Q18. お母さんとは、あまり一緒に食事はしないの?
A18. …ええ…。
Q19. それは昔から?
A19. そうですね。小さい頃から、母は、地方公演が多かったから…。
Q20. ずいぶん寂しかったでしょう?
A20. …時々はね。…でも、案外平気でした…。母の作ったまずい食事よりも、外食の方が美味しいし…。
poppo:そうだよね!そう、そう! …あ。また脱線…。
Q20. ユジンとの塀越え… どうだった?
A20. …どう…って…。…あいつ、案外重くって…。 肩と背中が痛かったよ。
Q21. かわいいと思ったでしょ?
A21. ……。…答え、パスします。
Q22. だって、放送室で踊る彼女を見ながら、君… 笑顔だったじゃん!
A22. …ですから、パス! しつこいなぁ…。
Q23. ユジンのスケッチブックを勝手に見たりして、失礼だとは思わない?
A23. …そうかな…? 校内放送で、人のことをあれこれ愚痴る方が、失礼だと思うんだけど…。
Q24. 音楽の時間にピアノを弾かなかったのは? 上手いくせに…。
A24. …ピアノは… あまり好きではないんです。無理矢理、教えられただけですから…。
Q25. じゃあ、なぜユジンと二人の時には弾いたの?
A25. …あの時は… なんだか、ピアノが楽しく思えたので… なんでだろう…。
Q26. サンヒョクには、相変わらずひどいことをするんだね。
A26. …なぜか、あいつを見ると、むしゃくしゃするんです…。わかってもらえないだろうけど…。
Q27. なぜ、自分を『殴れよ』って言ったのかな? 殴り返すつもりだった?
A27. …それも、わからない…。優等生のあいつがどうするか、興味もあったかな…。殴られたら… すっきりして、かえってあいつを本気で憎めるかな…と。
Q28. そして、いよいよユジンを酔っぱらいから助けた場面に。 かっこよかったね。
A28. そうですか…? けっこう殴られましたよ。ケンカは… 好きじゃないです。
Q29. ユジンもお父さんがいないのを知ったんだよね?
A29. …ええ。…でも… 病気で亡くなったのなら… まだいいな…と。…僕は…… 。
Q30. なぜ、いきなりユジンに『サンヒョクと付き合ってるのか?』って尋ねたの?
A30. …それは…。 ……。 …そういう脚本だったから…じゃ、だめですか…?
Q31. 次の日の、「初めて」のピアノ…。さっき聞いたけど、本当に素敵だったね。
A31. …やめてください…。 なんだか、恥ずかしいです。
Q32. なんでその後、ユジンを誘って学校をさぼったのかな…? サンヒョクへの嫌がらせ?
A32. …最初はそうだったけど… やっぱり… ユジンと話したかったんです。あ、これオフレコに!
Q33. 楽しかったでしょう?
A33. …パス!
Q34. 送っていったユジンの家の前で、サンヒョクやキム教授に会ったね? どう感じたの?
A34. …やっぱり… 切なかったです…。 どうしても… 越えられない塀があるような感じで…。
Q35. ユジンとは、その塀をちゃんと越えちゃったみたいだね?
A35. …? …! からかわないでください! まだ、なにもしちゃいませんよ!
Q36. おや? 何かするつもり?
A36. しつこいですよ!もう! 今日は、僕、もう帰らせてもらいます!
取材を終えて
カン・ジュンサンくんは、はにかみやの少年でしたね…。
最初はぶっきらぼうな感じでしたが、だんだん冗談なんかも言うし、意外と正直です。
どこかに影を持っていますが、少しずつそれもなくなるんじゃないかな…。
さて、次回のゲストは… 『チョン・ユジン』さんです!
~「冬のソナタ」登場人物にインタビュー!~ 第2回 です。
今回のゲストは「チョン・ユジン」さんです!
よろしく!
poppo:
はじめまして。poppoといいます。よろしくおねがいします!
ユジン:
よろしくお願いします…。インタビューなんて… 放送部ではやったことありますが、受けるのは初めてです。
変な質問はしないでくださいね。
poppo:
わかりました。そういうときには、パスしてもらって結構ですからね。
でも、なるべく正直に答えていだだくようお願いします。
第1回の「チュンサンくん」には、「第1話『出会い』」を中心に質問させてもらいましたが、ユジンさんにもそのあたりから質問させていただきますね。
ユジン:
はい…。
しかし、poppoさんって、おいくつなんですか?見た目はずいぶんお若く見えますが…。
poppo:
おや、先に質問ですか? …よく、そんなことを言われます。童顔なのでしょうね。「年齢不詳」なんて言われることも多いですよ。
まぁ、年のことは、やめておきましょう。お互いに。
君の「高校生の姿」も、見た目にはけっこう、アレですから…。
ユジン:
まぁ! …失礼ね! それは、さんざんあちこちで言われて、もうやんなっちゃう!
まさか初対面なのに… あなたみたいな図太い人は初めてだわ!
poppo:
おっ! そのセリフ! チュンサンに言ってましたね!
ありがとう! さっそくのご協力! では、質問に入ります!
Q1. まずは… 君は、いつもあんなに遅刻が多いの?
A1. …また、いきなり! …それほどでもないです! …週に… 2回くらい…です…。
Q2. おまけに、どこでも寝ちゃうみたいですね?
A2. …だって、朝はヒジンのご飯の支度などで忙しいんですもの…。 夜はこれでも遅くまで勉強してるんですよ。
Q3. 優等生ですものね。いいお姉さんでもあるし。ヒジンは、かわいいでしょ?
A3. …! なんか嫌みっぽい言い方…。もちろん、ヒジンはかわいいです。
Q4. さて、チュンサンの第一印象を聞きましょうか?
A4. う~ん…。…変なやつ…。 でも、ちょっとかっこいいルックスだなって…。 タバコは信じられなかったけど。
Q5. けっこうちらちらと彼を見ていたね?
A5. それは… なんだか寂しそうな表情だったからです…。 それに、何かに怒ってるような感じもしてたから… なんでだろう…って…。
Q6. 同じ放送部に入って、いきなり彼は機材を直してたね?
Q6. ええ…。 なんだか、すごいな…って思いました。 まわりの仲間達とは、どこか違う種類の人間だなって思いました。
Q7. ちょっと惹かれた?
A7. …まさか! ぶっきらぼうなやつで、さっさと放送室を出て行っちゃうんだもの…。 なんだか、嫌なやつ…。
Q8. サンヒョクくんについても聞きましょう。彼は、いわゆるボーイフレンド?
A8. …え? それは… ちょっと違うかも…。 幼なじみ…というのが、一番近い言い方かな…。 仲はいいですけどね。
Q9. そのサンヒョクくんとチュンサンくんが、また、よくぶつかってたね? どう思ってたの?
A9. …チュンサンが、なんでサンヒョクばかり意識してるのか、わかんなかったわ…。
ただ、チュンサンの行動は、黙って無視できないなって感じてました。
Q10. そうだね。君って正義感が強いんだね。誰の影響かな…。
A10. …それは、パパかもしれません。亡くなったパパは、とっても正直で、清らかな人だったとママが言ってました。
Q11. …君も、正直で清らかですね。
A11. …ふふっ…。おだてても、何も出ませんよ!
Q12. それじゃぁ、あの塀越えの話を聞きましょう。チュンサンとの「初めての秘密」だね?
A12. …そんな言い方… 嫌だわ…。 確かに、カガメールに知られたら、ただではすまないでしょうけど…。
Q13. チュンサンに靴を履かせてもらって… その、ご感想は?
A13. …ん…。…なんだか、恥ずかしかったわ…。 そのくせ、シンデレラになったみたいで…。
王子様に、履かされてるような… ちょっとドキドキ…。
Q14. なぁ~んだ。 しっかり惹かれていたんじゃん!
じゃあ、放送部をサボったチュンサンのことを放送で流したのは、好きだっていう気持ちの裏返しみたいなものだね?
A14. 違いますよ! そんなんじゃないわ… よくわからないけど…。
Q15. それじゃぁ、酔っぱらいに助けてもらった時あたりからかな?
A15. 違いますってば! …彼も、話してみると、同じ人間なんだなって思っただけ…。
Q16. 「ふたつめの秘密」になっちゃったね。親近感が増したでしょ?
A16. …そうですね…。 彼も、お父さんがいないと知って、なんだか「仲間」みたいな感じがしました。
Q17. その時の「借り」を返そうと、講堂のピアノに誘ったのはよかったけど… 練習不足だったかな?
A17. …それを言わないで! 私だって、人前でピアノを弾くなんて、緊張するんです!
ましてや好意を持っている男の子の前じゃ… あ…! ここ、カットしてください!
poppo:いただきました! さすが「正直者」のユジンさん!
ユジン:……!
Q18. 彼のピアノ、びっくりしたでしょう?
A18. …ええ! …あんなに上手だとは思ってもいなかったから…。
Q19. 彼を、見直した?
A19. そうですね。…頭はいいけど乱暴な人、みたいな印象でしたから…。あんなロマンチックな曲を弾けるなんてって思いました。
Q20. それが、「恋」のはじまり?
A20. …答えなきゃいけない? …たぶん… そうかも…。
poppo:正直でよろしい。僕も、もっと早く君に会って、ピアノを聴かせてあげたかったよ…。
ユジン: え? poppoさんもピアノ、弾けるんですか?
poppo:はい! …バイエル10番までですけど…。
ユジン: ………。
Q20. その後の「エスケイプ」は、楽しかったでしょ?
A20. …はい! …なんだかわからないけど、こんな楽しい時間っていうものも、あるんだって思いました。初めての経験でした。
Q21. 手も、つないだよね?
A21. ……。…言わないでください…。
Q22. 自転車にも二人乗り… どう見ても「恋人たち」だよ。楽しかったでしょう?
A22. …もう! 恥ずかしいんですから、言わないでください…。
Q23. チュンサンくんも恥ずかしがってたよ。あ、そうだ。 彼… 「影の国に行った男」の話をしたよね?
A23. …ああ… そうですね…。 …でも、意味がよくわからなかったわ。 なんだか変な話…。
Q24. お父さんの話も、少ししていたね。
A24. …ええ。 彼、寂しそうでした…。 せっかく会えたらしいんですけど、彼のことを覚えてなかったみたい。
こちらはずっと思っているのに、相手に忘れられたら… そんなつらいことってないわ…。
Q25. そうだね…。 君は、お父さんの法事も忘れてしまったんだもんね…。 お父さんは…つらかったろうな…。
A25. …意地悪! poppoさんって… 意地悪だわ…。 私… パパに謝らなきゃ…。
Q26. 大丈夫! 君のパパはきっと天国で、初恋に浮かれてる娘の姿を笑って見てたはずだよ。
A26. …そういう言い方が、意地悪なの!
Q27. それにしても、サンヒョクは優しいやつだね。カバンも持ってきてくれて。
A27. …はい…。私… サンヒョクにも、なんだか悪いことをしちゃったような…。
Q28. 彼の気持ち… 少しは気づいているんでしょ?
A28. ………。
Q29. ヒジンもお父さんがいないのはおんなじだよね。たぶん、小さすぎてパパのことなどほとんど覚えてないんじゃないかな?
A29. …ええ。そうだと思います…。 だから… 私よりもかわいそうだと思うときもあります…。
Q30. そのあたりを僕も「冬の挿話」で書いたのだけど、読んでくれましたか?
A30. …いいえ…。 …私、日本語がわからないので…。
…なのに不思議ね。こうやって、poppoさんと話してる…。
poppoさん、韓国語は話せますか?
poppo:いろいろ韓国語学習の本も買いましたが、だめですね… まだまだ。
日本語でさえ、まともに話せませんよ。
ワタシ、ニホンニウマレテ、マダ、○十年…。ニホンゴ、ヨク、ワカリマセ~ン!
ユジン: ………。
Q31. …失礼しました。ミアネ!(これも、ビアネに聞こえるんですが…) 結局、学校をサボった二人は、罰として「焼却場の掃除」を1ヶ月やらされたんだよね?
A31. …はい…。 仕方ないです…。私たちが悪いんですから…。
Q32. チュンサンは、君をかばったみたいだね?
A32. …そうですね…。 でも、彼だけの責任にはできませんでした。 やっぱり… 二人でサボったんですから…。
Q33. 罰にしては、楽しそうな仕事だね?
A33. …! えへへ…!
Q34. いろいろチュンサンと、ふたりっきりで話せたでしょ? 何を話したの?
A34. …ひ・み・つ…! 言えませんよ、そんなこと…。 私たち二人だけの「秘密」です。
Q35. それなら、僕が「挿話」にして勝手に書いちゃうけどいい?
A35. …! それは卑怯! 嫌ですよ、勝手なこと書かれたら。ちゃんと「取材」してから書いて下さい!
Q36. …わかりましたよ。 これからも、あれこれと「取材」させてもらいますから。 覚悟はいいですか?
A36. …! あまり変なことには答えませんから! もう、今日はこのくらいでいいですか?
Q37. はい。では、あとひとつだけ。また、ここに来てくれますよね?
A37. …それは… チュンサンと相談して決めます。口裏を… あ、いえ、事実をちゃんと合わせておかないといけませんから…。
どうせ… 「あのこと」も聞かれるんでしょうから…。
poppo: さすが、するどいなぁ…。また次回を楽しみにしてますよ。今日は、ありがとうございました。
取材を終えて
チョン・ユジンさんは、なかなかしっかり屋さんでした。
いざとなると、強いものを持っている感じがしますね。
最初はおっちょこちょいでのんびり屋さんの印象でしたが、どうもそれは世を欺く仮の姿…かも。
とにかく、この時期は明るい少女ですね…。
さて、次回のゲストは… やはりこの人。『キム・サンヒョク』くんです!
~「冬のソナタ」登場人物にインタビュー!~ 第3回 です。
今回のゲストは「キム・サンヒョク」くんです!
よろしく!
poppo:
はじめまして。poppoといいます。よろしくおねがいします!
サンヒョク:
こちらこそよろしくお願いします…。
インタビューは、体育祭で放送部の連中と一緒にやりましたが、自分が受けるのは… 緊張しますね。
どうせ変な質問ばかりでしょう?
poppo:
いやいや、大事な質問ばかりですよ。
まぁ、答えたくないことには、パス!と言ってもらってかまいませんからね。
黙秘権、ってやつかな? でも、なるべく正直に答えて下さいね。
君にはやはり「第1話『出会い』」からしっかり聞こうかな?
サンヒョク:
はい、わかりました。…でも『出会い』って… 僕はユジンとは小さい頃からずっと一緒だし…。
あいつとの『出会い』のことですか?
poppo:
まぁ、その辺は、ボチボチと…。
では、さっそくですが質問に移らせていただきますね。
Q1. まず… 君は、本当にユジンに優しいね…! そんなに好きなの?
A1. …! いきなり、それですか! …ええ…もちろん!
…他に気に入るような子に会ったことがないんです…。
Q2. 毎日一緒に登校してるの?
A2. …そうではないです。だって、彼女… いつも遅刻してるから…。
僕は、早めに学校に行って、クラス委員の仕事をしなくちゃいけないんですよ。
Q3. そうか、委員長だったね。みんなに信頼されてるんだ…。
A3. …一応はね…。
でも、ヨングクの方が、みんなには人気があるよ。変な占いなんかしてあげてさ…。
Q4. そうですか…。では、あの転校生…カン・ジュンサンの第一印象を教えてください。
A4. ……。 …なんだか…僕が気に入らないみたいだね…。
なんでだろう…。 握手も拒否されちゃったよ…。
Q5. 彼は君を必要以上に意識してるようだね?
A5. それが…不思議なんです…。 ユジンにも言ったけど、初めて会ったばかりのやつなんですよ?
Q6. 君と同じ放送部に入ったしね。そして、いきなり機材の不具合を直してたね?
Q6. ええ…。 あれは、助かりました。結構機材に詳しいやつなのかな…って思いました。
Q7. だけど、すぐ出て行ってしまったね?
A7. …そうなんです。 全く愛想のないやつです。
Q8. 彼は、掃除もサボってたね。
A8. …はい。 本当に、あいつは不良なのかもしれません…。
Q9. そのチュンサンくんとユジンとの間に、何かあったみたいだけど…。
あの日の昼、放送室でだけど。 君、何か聞いてる?
A9. …いいえ。一応、ユジンにも聞いたけど、ただふくれてただけ。
チュンサンが、何かしたんだと思うんだけど…。
チンスクにも言ってないらしいから、なおさら気になりました。
Q10. そうだね。絶対何かあったんだよ…。
A10. …そんな…気を持たせる言い方はやめてください…。…意地悪だなぁ…。
Q11. ごめん、ごめん! …その辺りは、僕の「冬の挿話」を読んでみてください。
A11. …これだ…。僕が、日本語、読めると思いますか?
Q12. …あれ? 結構上手に日本語で歌ってたのをテレビで見たんだけどなぁ…。
A12. …?
Q13. ところで、君のピアノの点数は、何点? 歌も得意なんだから、音楽…好きでしょう?
A13. …それが…。…僕、片手でしか弾けないんです…。 チンスクほどじゃないけど…。
両手で弾くのは難しいですよ。poppoさんも…でしたよね? ユジンに聞きました!
Q14. 僕はギターなら弾けるから、いいじゃん! 君は?
A14. …音楽の話は… やめましょうか…。
Q15. それじゃぁ、スポーツの方で。バレーボールは得意なのかな?
A15. …う~ん…。バレーボールは、好きですよ。…でも、得意と言えるほどではないです。
Q16. チュンサンには、さんざんやられてたね。
A16. …! あれは、あいつが悪いんです! 味方のチームに敵がいるようなものですよ…。
とにかくひどいよ…。
Q17. あの時、なぜ彼を殴らなかったの?
A17. …そんなに簡単に、人は殴れるものじゃないですよ。
…poppoさんはどうです? 人を…殴れますか?
poppo:そりゃぁ、嫌ですね…。殴ったことはないです。殴られたことはあるけれど…。
Q18. 『ガリ勉』とまで言われたけど、よく我慢したね。偉いよ、君は。
A18. …ほめられても…なんだかうれしくないです。
…ユジンにまで『ガリ勉』って言われちゃうし…。
Q19. それでもいいじゃないか。君は、正しいよ。
…ただ、あれはいけないな。…ユジンの首の怪我の調べ方は…。
A19. ……! そうですね…。…あれはみんなに後で言われました。…セクハラ、って…。
Q20. それほどユジンといつも一緒に育ってきた…ということかな?
A20. …そう言っていただけると… ありがたいです…。 でも、今後気をつけます…。
Q20. その後、ユジンとチュンサンが「エスケイプ」したよね? 心配だったでしょ?
A20. …もちろん…。 …一緒に歩いているところも見かけたから…。
Q21. …なのに、チュンサンのカバンは持って行ってあげなかったんだ…。
…ユジンと一緒だって…知ってたのに…。
A21. ……。
Q22. 次の日、二人がみんなに冷やかされてるのは…辛かったでしょう?
A22. …当たり前です! 本当に…悔しかった…。
Q23. なら、なぜ黒板の落書きを消さなかったの? 委員長でしょ?
A23. …ああ… そうでした…。 …そうすればよかった…。
でも、あの時はとにかく不愉快だったんです…。
Q24. …そこが、君のちょっと足りない部分かな…。
自分の感情より、相手の気持ちの方を考えてあげられるといいのに…。
この意味が、わかりますか?
A24. …ええ。 わかるような気がします…。
Q25. 他にも、君はいけないことをしたようだね…。
チュンサンを尾行したこと…。あれは、良くないな…。
A25. …でも… あいつの方こそ、僕の父に近づいたりして…。
どうせ、自分の方が頭が良いところを見せて、僕に恥をかかせようとしたんだろうな…。
Q26. ああ… そんなふうに思ったんだ…。だから、放送室で待ち伏せて、あんなことを言ったのかい?
A26. …ああでも言わないと、僕の大切な物が、全部あいつにめちゃくちゃにされると思ったんです。
…いけませんか!
Q27. …君は…。いや、やめておこう…。
その結果、ユジンがどんなに傷ついたか… 君にはわからないだろうな…。
A27. ……?
Q28. ユジンが彼をぶったでしょう? その時の気持ち…。
さっき、君は『簡単には、人を殴れない』って言わなかったかい?
A28. ………。
poppo:
今日はこの辺で終わりにしましょう。これ以上は、たずねる僕も、答える君も苦しくなるだろうから…。
また次回会う時まで、いろいろ自分の行動を整理してみたらいいと思うよ。
本来、君はとても優しい人なんだから…。
サンヒョク:
…はい… わかりました。少し、考えてみます…。
poppo:
ごめんね。お茶も出さないで…。今度は、二人でユジンの悪口を言い合おうか?
それでは、今日はありがとうございました。
取材を終えて
キム・サンヒョクくんは、いたって普通の青年でした。
まじめだし、無闇に感情的にはならない感じがしました。
というより、自分の感情をしっかりとコントロールしなければいけない場面に出会った経験が少なかったのだと思いました。
カン・ジュンサンとの出会いで、それが一気に彼に訪れた…そんな気がします。
さて、次回のゲストは… みなさんのリクエスト…にでもしましょうかね…。
~「冬のソナタ」登場人物にインタビュー!~ 第4回 です。
今回のゲストは「オ・チェリン」さんです!
よろしくお願いいたします!
poppo:
はじめまして。poppoといいます。よろしくおねがいします!
チェリン:
はじめまして…。こちらこそよろしくお願いしますね。
どんな方かと思ってたんですけど…。意外とお若く見えるんですね…。
何か秘訣でも?
poppo:
お上手ですね…。この分だと、負けちゃいそうだな…。
秘訣ですか…? …う~ん…。ずっと『ヘチマコロン』を愛用してるくらいかな…。
他には、特に… あ、顔は下から上に洗うこと。
肌が落ちないように、と何かで読んでからそうしてますね。
…ん? インタビューするのは僕の役ですよ! 参ったな…。
サンヒョク:
あなたが勝手に答えてるだけですよ。…で、私に何を聞きたいの?
poppo:
そりゃぁ、いろいろありますよ。君には興味ありますからね。
では、さっそく質問に移らせていただきますからお覚悟を。
Q1. まず… 君は、本当にお嬢様なの? 春川第一高校は、そんな学校には見えないんだけれど…。
A1. …まあ! 失礼な! 第一高校は春川でも名門なんですよ!
日本の方だから知らないのも無理はないけれど…。
…成績優秀・家柄上品な生徒ばかりですよ。ええ…私も含めて。本当に、失礼しちゃうわ!
Q2. …そうなんだ…。君の家も、上流家庭だ…だってこと?
A2. …ええ。…パパは春川の市議会議員選挙にも出たんですよ。…時期尚早…だったみたいだけど…。
あまりプライベートなことは言いたくないの。
まぁ、人からはお嬢様…って言われるわね…。
Q3. なるほど…。それでその美貌なら自信たっぷりの態度もうなずける…ってわけだ。
A3. …あら? あなた正直な方なのね? やっぱり美しいものは目立ってしまうのね…。
Q4. そうですね…。チョン・ユジンさんに負けず劣らず、お綺麗ですよ。
A4. ……! …ユジンと一緒にしないでよ! やっぱりあなた…目が悪いのかもしれないわ…。
Q5. はい。視力は良くないです。 ユジンさんとは仲が良くないの?
A5. そりゃぁ同じ放送部だから…適度に親しくしてはいるけれど…。
なんだかあの子、垢抜けてなくって…ちょっと苛立つこともあるわね。
Q6. なぜ同じ放送部に入ったの? そんな仲なのに。
Q6. …それは、ユジンが真似したのよ。私が校内放送の花形になるのが悔しかったんでしょうよ。
Q7. …本当に? パク先生に聞いてもいいの?
A7. …あ。 …卑怯…。 本当は… パク先生に入れられたの!
…あの時のテストさえ、いい点だったら…!
Q8. …そういうことか…。 でも、君は放送機材には疎いようだけど?
A8. …ええ。 私はアナウンス部門担当なのよ。
校内放送じゃ声しか流せないのがもったいないけれどね…。
Q9. それに比べて、あのチュンサンくんは機材にも詳しいようだね。
君も驚いてたようだけど…。
A9. そう! …彼、凄いわ!
うちの学校の男の子って、みんな成績はまずまずなんだけど…。
あんな三拍子揃った人はいないのよ。
私… もう… 見とれちゃった…。 …あら? やだ~! そんな目で見ないでよ!
Q10. …君も、彼のこと…気に入ったんだね…。「初恋」…っていう感じかな?
A10. …また… 嫌な言い方! でも… そうかもしれないわ…。…本当に、彼… 素敵…。
Q11. なのに、彼はユジンさんと親しくなっているようだね? ライバル登場!ってところかな?
A11. …ライバル? …彼は、私のことが好きみたいよ。
…あなた… 男なのに、同性の心理もわからないのね!
Q12. …おやおや…。 すごい自信だね…。 「想像力」も確かにピカイチですね…。
A12. ……。
Q13. それで、そのライバルのユジンさんがチュンサンくんと補習の時間をエスケープ…。
いきなりユジンさんにクレームをつけたね?
A13. …当たり前よ! …他人の彼氏に手を出すなんて…。あの子、そんなところが昔からあるのよ。
一度ちゃんと言っておかないと、大人になってからもめ事を起こすようになっちゃうわ。
友達としての「苦言」よ。
Q14. …それなのに… 一本取られた感じだったね。…スカートまでまくられて…。
A14. …あ! あなた見てたの? …!! あそこは女子トイレよ! 覗きなんて…最低!!
Q15. 残念ながら、あそこは男子トイレですよ。メイキングビデオに出てましたよ。
A15. ……? そんなこと、私には関係ないわよ! 本当に、嫌な人! 変態!!
Q16. 変態…は、あんまりだなぁ!
…これでもスカートめくりなんか、一度もやったことのない真面目な男ですよ。
…楽しませてもらいましたが…。
A16. …!! まさか… 見えてないわよね…?
…本当? …映ってない? …あ~ん!! 気になってきたわ!!
Q17. …あとでDVDで見てくださいな。 それでもみんな仲良く山小屋キャンプに行ったね。
A17. …それは…放送部の団結を図るためよ。仲間は大切にしなくちゃ…。
…チュンサンも、私と過ごしたかったはずだしね…。
Q18. ユジンさんとはぎこちなかったよね、彼。 チャンス到来?
A18. …きっと…ユジンのダサさに気がついたのよ。
やはり美男には美女がお似合いなの。…そういう運命なのよ。
Q19. そう思ってたら、結局行方不明のユジンを見つけて、仲良く手をつないで帰ってきたね…。
…君の思惑通りには行かないようだね?
A19. ……! あれは…。…ユジンのいつもの手なのよ。
本当に… かわいい顔してやることは汚いんだから…。
Q20. …ユジンさん… かわいい顔なんだ?
A20. …あ。 …本人がそう思っているだけよ…。…本当に… 不細工!
Q20. 次の日、ユジンさんとサンヒョクくんは、先に帰ったね。君たち4人は残ったけれど。
A20. …そのあたりがユジンの嫌なところ! …ちゃっかりサンヒョクにも二股かけてるんだから…。
Q21. …君は一途なタイプなのかい?
A21. …そうよ! …当たり前でしょう!
Q22. 4人で何を食べに行ったの? 割り勘にするのが嫌そうに見えたけど…。
A22. …韓国じゃ、誘った人が払うのは当然のことですよ! 日本じゃ違うようですけど…。
Q23. 4人のうち、ヨングクとチンスクはお似合いだし… あとは君とチュンサンだったね?
A23. …ええ… 楽しかったわ…。 …あれが… チュンサンとちゃんと話した最後だったわ…。
Q24. …それから数日で… 彼の事故の知らせを聞いたんだね?
A24. …ええ。 ………。
Q25. 君にとっても… 哀しい別れだったんだね…。 チュンサンを本当に好きだったんでしょう…?
A25. ……。 …やめて…。 もう… 私…。
…みんな… みんな…ユジンのせいなのよ! ユジンのせいで…。 ………。
Q26. …湖のお葬式でも、君…そう言ってたね…。
A26. …ユジンさえ…いなければ…。 チュンサンだって… …そうでしょう?
Q27. …お葬式の後、君は… 家に帰ったのかい…?
A27. …ええ…。 自分の部屋で… ひとりで泣いたわ…。
…あんまりじゃない…。 …形見になるものもないなんて…。
Q28. …チュンサンの… 何を覚えてる…?
ほんの僅かの時間だったけれど…。
A28. …彼の…言葉…。 『その想像力を、他で生かせよ』…って…。
…私への… 彼の遺言かしら…。
………。(涙)
poppo:
今日はこのくらいにしましょうか。君にも、彼は哀しい思い出を残したんだね…。
彼の遺言…。大切にしていってくださいね…。
君には、まだ可能性があるんだから…。
チェリン:
…はい… ありがとう…。…ごめんなさい… 泣いたりして…。
poppo:
こちらこそ、ごめんね。
でも、君の一途な心も感じられてうれしかったよ。
では、今日はありがとうございました。
取材を終えて
オ・チェリンさんは、とにかく自信満々の女性でした。
確かに綺麗だし、そう言われて育てばああいう性格になるかもしれませんね。
まだ世の中を自分中心で見ているようですが、それがまた彼女の魅力かもしれません。
カン・ジュンサンへの思いも、どこか自分本位。
それでも、女の子らしい気持ちも伺えました。
これからどう変わっていくのかが楽しみです。
次回のゲストは… まだ決まっていません…。
~「冬のソナタ」登場人物にインタビュー!~ 第5回 です。
今回のゲストは「イ・ミニョン」さんです!
よろしく!
poppo:
はじめまして。poppoといいます。よろしく!
ミニョン:
こちらこそよろしくお願いします。日本の方とお話しするのは初めてです。
なんだか楽しみですね…。
poppo:
僕も楽しみです。いろいろおたずねしますが、答えたくなければパスしてもらって構いませんからね。
もし…覚えていないことがあったら…ごめんなさい。
今回は、第7話あたりまでについて質問させてもらいますので、よろしくお願いします。
ミニョン:
はい。
第7話…ですか?う~ん…きついところですね…。
poppo:
いやいや…。 いいところだと思いますよ。
ドラマの新しいスタート…そんな感じですから。
君もその先が楽しみでしょう?
ミニョン:
まぁ…楽しみと言えば楽しみですが…。
あまり笑ってばかりもいられないらしいですけれど…。
poppo:
そうですね…。
その辺はまたおいおいと…。では、質問に入りますね。
Q1. まずは… 君は、アメリカの生まれですってね?
A1. …そうですよ…。…あなたも、その質問ですか…。…僕… そんな風に見えませんか?
Q2. いえいえ、十分垢抜けてますよ。フランスにも留学していたとか?
A2. …はい。建築関係を学んでました。アメリカでの作品が評価されて、招かれたのです…。
Q3. チェリンとは、その時に出会ったと聞きましたが?
A3. …そうです。 パリのレストランで。同じ韓国人ということで、すぐに意気投合しましたよ。
Q4. それで、一緒に帰ってきた…ということかな?
A4. う~ん…。…彼女はお店を持つことになったから…。
でも、僕は韓国は初めてなんです。 母もずいぶん久しぶりだと言ってました。
Q5. ソウルの印象は?
A5. そうですね… 空がきれいですね…。
なんだか透明感があって… 深みのある空だと思いました。
パリは眠い感じがする空でしたし、アメリカはやたらに広すぎる感じがします。
Q6. ソウルの街で初雪をうれしそうに見ていましたね?
Q6. おや? 見られてたんですか? ええ… 僕… 雪が好きなんです。
仕事などでほてった頭を冷やすのには、いいですよ。
Q7. 冬が好きなのかな?
A7. ……? ええ… 好きですね…。
建築の仕事をやってるんですが、雪に埋もれていく建物にも何か素敵なものを感じます。
Q8. チェリンに誘われて、春川にまで来ましたね。結構まめな性分なんですね。
A8. …ん? そうかな… 知らない町には興味がありましたからね…。
チェリンの出た学校…というのも、見てみたかったんです。
Q9. その学校は、どうでしたか?
A9. …う~ん…。…なんだか、とっても懐かしい気持ちになりましたね…。不思議なくらい。
初めてなのに… 高校時代に戻っていくような… そんな気分でした。
Q10. アメリカのハイ・スクールの思い出はどんなものがありますか…?
A10. …そうだな…。 ……? …あまり覚えてませんね…。
…僕… 過去のことは割とすぐ忘れてしまう質なんです。
母に似ているのかも…。母も、よく昔のことは思い出せない…と言ってます。
Q11. …忘れん坊に… 遅刻魔ですか…。
A11. ……? 誰のことです?
Q12. それでは、ユジンさんのことを聞きましょうか。…初めて会ったときのこと…。
覚えてますよね?
A12. …もちろん…。 覚えてますよ…。
…彼女… 僕の顔を見て… 涙をこぼしたんですから…。
Q13. 驚いたでしょう?
A13. …ええ…。…なんなのだろう…と。
こちらの胸まで、ぎゅぅっと締め付けられるような気持ちでした。
その時の印象が、ずっと後まで消えませんでした。
Q14. やはり… 気になりますよね。…おまけに美人だし…。
一緒に仕事をするのも、妙に君、積極的だったよね?
A14. …あなたならどうします? 同じでしょ? 顔に書いてありますよ…。
Q15. だけど、実際にはユジンさんは無愛想でしたよね?
A15. …ええ。…それも、変だな…って。
でも、お互いに一歩一歩、歩みよるのが大切だろう…と、そう思っていました。
Q16. …その言葉… 誰に聞きました?
A16. ……? 別に… 誰かに聞いた言葉じゃないですよ。 心に浮かんだだけ…。 おかしいですか?
Q17. …いいえ…。 …僕… なんだか泣きそうになっちゃった…。
…ちゃんと… 覚えているんだね…。
A17. …? …poppoさん… 大丈夫ですか…?
Q18. …ああ… 大丈夫です。…そのユジンさんの行動に、ずいぶん振り回されているようでしたね?
A18. …ええ。 …本当に、次々と… あんなによくわからない人は初めてです…。
Q19. …それで、君も結構あくどいことをしましたね?
A19. …あ。…あのホテルでのことですか…?
…まいったな…。 …知ってるんですか?
Q20. …もちろん。…他人になりすまして…いけないですよ。
A20. …ですね…。…僕も、後で自分が情けなく感じました。
Q20. 二度目のビンタ…。こたえたでしょう?
A20. …二度目? …いや… 女性にぶたれたのは初めてですよ。
…僕は、それほど女性に恨まれるようなことは…。
…それは、誤解です。
Q21. ユジンさんへの誤解もとけた?
A21. ……はい。…ようやく… 本当に、申し訳なかったと…。
Q22. 彼女の気持ち… わかってあげられた?
A22. …ええ… 愛した人を失った悲しみ… それを知らずにいた自分が… 今も悔しい気持ちです…。
Q23. …それで…チェリンとも距離を置くことにしたのかな?
A23. …ええ… そうです…。
…チェリンの気持ちも… 少しはわかるのですが… 受け入れられませんでした…。
Q24. 誤解がとけた後は、ユジンさんにまっしぐら?
A24. …それは…。 そんな言い方は、やめてください…。 まったく先輩と同じだな…。
僕は…ただ…。
Q25. …ただ…? …ただ、どうだっていうの?
A25. …う~ん… poppoさん… かなり意地悪ですね…。
Q26. …まぁ、これくらいにしておきましょう!
君が連れて行った湖…。またユジンさんを泣かせたね?
A26. …それは…。 本当に意地悪な方ですね!
Q27. 彼女の横顔を見つめる君の目は、もうすっかり「アレ」でしたよ。
A27. …なんですか? …「アレ」って…。
……! …いやだな… あまり想像しないでくださいよ。
Q28. 君の気持ち… 見てる人たちにはバレバレですよ。
A28. ………。
Q29. もう、正直な気持ちを言った方がいいですよ。…ユジンさんに最初に惹かれたのはいつ?
A29. ……。…答えなきゃいけませんか…。
たぶん… 『愛する人の心が一番の家』…そう聞かされた時だと…。
Q30. …やっぱりね…。君… うれしそうに彼女のあとを追っていたものね。
A30. …そんなところまで…見られてましたか。
…笑った顔は、ちょうど彼女に隠れて…気づかれなかったと思ったのに…。
…後ろからのカメラには気づかなかったな…。
Q31. …カン・ジュンサンについては、どう思ったの?
A31. …そうですね…。 僕に似ている…そう言われても、なんだか変な気持ちです。
…うれしいとは思えませんでした…。…かえって… なんだかうらやましいような…。
Q32. …それって… 完全に、恋心の始まりだね…。
A32. ……。 …そんな…。 …よくわかりません…。
Q33. そして、彼女とふたりでお仕事…。 …楽しかったでしょ?
A33. …! ………。
Q34. …ユジンさんの好きな色… 季節… ちゃんと覚えていたんだね。
…あのお酒の席で、不愉快そうな顔をしていたくせに…。
A34. …また…! 本当に意地悪だなぁ…。
Q35. 彼女が、君の眼鏡をはずした気持ち… もう、わかっていたんだよね?
A35. …はい…。
彼女は、やはりカン・ジュンサンを見ている… それが、とっても哀しかったんです。
Q36. …わかりますよ… 君の気持ち…。
…チュンサンではなく… イ・ミニョンを見て欲しかったんでしょう?
A36. ……! …そう…です…。
Q37. …だから… 思わず、自分の気持ちも告白してしまった…。…そうなんでしょう?
A37. …それは… …わかりません… 僕にも今は…。
…それで… また、ユジンさんを苦しめてしまうようで…。
今は… それだけが心配です…。
poppo: …そのへんは、また次回にでもしましょうか…。
今日は、このくらいにしましょう。どうもありがとうございました。
取材を終えて
イ・ミニョンさんは、今までのゲストと違い大人。
質問にもしっかり答えてくれました。
もう少し突っ込んだ質問もすれば良かったかな?
思ったほど能弁ではなかったですね。
ユジンに告白してしまったばかりですから、ちょっと落ち着きがなかったかもしれません…。
さて、次回のゲストは… 誰にしようかな…?
poppo